「25歳」について考えた、旅の記録。
少し前になりますが、大学時代のサークルの同期女子9人で群馬県に旅行に行ってきました。
ホームから赤城山がこーんなにパノラマビューで見渡せる「敷島駅」の近くの宿で、2泊3日。途中から少しずつみんなが集まって、全員揃った旅。
敷島駅はロケーションがすばらしすぎて、ポートレートを撮りにもう一度訪れたい…。
宿から見える景色も、こーんな絶景でした!
さてこの旅行に集まったのは、24〜25歳(数え年だと25〜26歳になるのかな?)の女性9人。
25歳は女性の転機だとなにかの記事で読んでも自分にはまだ無関係かもなと見ないふりをしていたのですが、意味のある年齢だと強く実感する旅になりました。
というのも、みんながみんなそれぞれ大きな決断を前に悩んだり決断をしたりしていたんです。
もう入籍が決まりそうな報告をくれた子、近しい人との付き合い方を考え直す子、新しくできたパートナーとの結婚準備を着々と進める子、新しい出会いをしようとしている子…
恋愛や人間関係の話ばかりになってしまいましたが、私は私で業種転換をしようかと悩んでいて。
こんな風に、悩みとか決断の種類はそれぞれ違うんだけど、みんながみんな目の前の大きな課題に真正面から向き合って悩んだり決断したりしていて、その姿がとても美しかった。
学生の時も同じように目の前の壁を真剣に越えようとしてた。がむしゃらに奮闘していたのはその時も変わらないと思うけれど、その時と大きく違うのは、25歳の今する決断は自分の未来に直結してしまう可能性を孕んでいるということ。言ってしまえば、25歳の今する決断によって人生の方向性が決まってしまうかもしれないということ。そんな大きな決断を誰もが遅かれ早かれしなければいけない年齢にさしかかっているのかと思うと、「25歳ってなんてドラマチックな年齢なんだろう!」と、強い感動を覚えてしまったのです。不謹慎かもしれないけれど…。
女性の25歳くらい〜30歳の間の数年間って、男性と比べものにならないくらい大きな決断を迫られる時期だと思います。1年1年の重みが全然違うなぁと。これは生物学的根拠によるものだけど、やっぱり女性が子どもを産める年齢ってどうしても決まっているから。産むか、産まないのか?仕事を続けるか、辞めるのか?そもそも自分は、結婚するのか、しないのか?…
この年齢で女同士で集まると、絶対に結婚の話が出てきます。結婚がまだ縁遠そうな私には、正直うんざり…ってところもあったんだけど、こういう新しい発見とか感動があるなら女子会も悪くないなって思いました。こんな年齢になっちゃって焦りばかり先立っていたけど、こういうドラマチックな人生の機微に触れられるなら、25歳も悪くないな、って思いました。
これからの5年間、今まで以上に1日1日大切に生きていかなきゃ。そう強く思えた旅でした。